地球が丸いことだけを考えた、高さからの理論上の見通しです。山、尾根、森林、城の建物、霧、雨、霞、煙、大気の状態は入っていません。計算結果は、実際の視認距離とは別です。
高さと距離を確認してください。区間距離が0のときは区間数を出せません。
理論見通し
地球曲率だけを考えれば理論見通し距離内です
- 地点Aの理論地平線 50.49 km
- 地点Bの理論地平線 35.70 km
- 双方を足した理論見通し 86.19 km
- 入力した距離 50 km
狼煙リレー
- 総距離 300 km
- 1区間 5 km
- 必要区間数 60
- 中継地点 59
- 理論伝達時間 120 分
- 時分 2時間
発見までの遅れ、点火の準備、風、雨、霧、昼夜、山による遮り、見落としは入っていません。今行われている狼煙リレーの所要時間を、戦国期の通信速度そのものとはみなしません。
1区間の長さの比較
同じ総距離と確認時間で、1区間を3km、5km、8km、10kmにした場合です。
| 1区間 | 区間数 | 中継地点 | 理論伝達時間 |
|---|
確認時間の比較
同じ総距離と区間の長さで、確認・点火を1分、2分、3分、5分にした場合です。
| 確認・点火 | 区間数 | 中継地点 | 理論伝達時間 |
|---|
この計算の見方
- 山城が高い場所に置かれることが多いのは、街道、川、平野を見渡しやすい位置を選ぶ考え方があるためです。
- 地点が高いほど、地球の丸みを考えたときの地平線は遠くなります。
- 狼煙は、煙や火で急を伝える合図です。途中の高みで受けて、次へあげる仕組みが狼煙リレーです。
- 武田信玄の狼煙リレーは、甲斐から遠方へ急を伝えた話として語られます。伝承の距離や速さを、この計算が再現するものではありません。
- 理論上の見通し距離と、現地で目が届く距離は別です。地形で大きく変わります。
計算式
- 地点の理論地平線(km) = 3.57 × 高さ(m)の平方根
- 双方の理論見通し(km) = 地点A + 地点B
- 区間数 = 切り上げ(総距離 ÷ 1区間)
- 中継地点 = 区間数 − 1(0未満にはしない)
- 理論伝達時間(分) = 区間数 × 確認・点火の分
出典
- 滋賀県「戦国の城館と森林・木材」
- 城びとの、山城の立地と視界に関する解説
- こもろ観光局「袴腰狼煙台」
- 武田信玄の狼煙リレーに関する資料

