馬の頭数と日数に、1頭1日の飼料を掛けた馬糧です。歴史の学習と、兵站の規模を見るための簡易モデルです。初期の1升/頭/日は、近世の伝馬・小荷駄馬の史料にみえる一例を参考にした比較用の初期値で、戦国時代全体の固定の給餌量ではありません。0.5升、2升、3升も全国で決まっていた量ではありません。3升は近世の軍役資料にある乗馬の例で、戦国期へそのまま当てはまりません。
頭数、日数、1頭1日の升を確認してください。粗飼料・備蓄・1石の重量は空欄か、0より大きい数にしてください。重量を入れるときは、1頭の積載も0より大きくしてください。
馬糧
- 馬頭数 500 頭
- 日数 30 日
- 1頭1日 1 升
- 1日の穀物 500 升
- 全期間 15,000 升
- 全期間 1,500 斗
- 全期間 150 石
- 粗飼料 –
- 備蓄で持つ日数 –
- この馬糧の荷駄 –
1日の量は、頭数 × 1頭1日の升です。斗は升÷10、石は升÷100です。草や藁などの粗飼料は、kgを入れたときだけ足します。1石の重さは穀物で変わるため、空欄のままではkgにしません。米の1石=150kgも使いません。
1頭1日の比較
いまの頭数と日数のまま、0.5升、1升、2升、3升を並べます。どれも全国共通のきまりではありません。
| 1頭1日 | 1日 | 全期間(升) | 全期間(石) |
|---|
この計算の見方
- 戦国の軍勢では、馬は人が乗るためだけでなく、荷を運ぶためにも使われました。
- 馬にも、人の兵糧とは別に、大量の飼料が要ります。馬糧そのものが兵站の荷物になります。
- 餌には、大豆などの穀物、草、藁などが使われました。
- 近世の史料には、小荷駄馬1頭あたり大豆1升、という例があります。
- 乗馬に3升とする軍役資料の例もあります。時代、地域、馬の種類、運動量で量は変わり、戦国の全国共通基準ではありません。
計算式
- 全期間の升 = 頭数 × 日数 × 1頭1日の升
- 斗 = 升 ÷ 10。石 = 升 ÷ 100
- 粗飼料kg = 頭数 × 日数 × 1頭1日のkg
- 持つ日数 =(備蓄の石 × 100)÷ 1日の升
- 馬糧のkg = 石 ×(入力した1石あたりkg)
- 荷駄の頭数 = 切り上げ(馬糧のkg ÷ 1頭の積載kg)
出典
- 中津川市史(伝馬の飼料に関する記録)
- 中津川市史(軍役人馬と馬糧の記録)
- 国立国会図書館(日本における軍馬利用に関するレファレンス)

