兵と荷物を、別の船で運ぶときの隻数です。歴史の学習と、船団の規模を見るための簡易モデルです。現代の航路や、港の計画には使いません。1隻100人、乗組員30人、荷物20tは比較用の初期値で、戦国の軍船全体の定員ではありません。船の種類を選んでも、積む人数やトン数は変わりません。
兵員、1隻の人数、乗組員、物資、積載、往復回数を確認してください。船数の逆算は空欄か、0より大きい数にしてください。
兵員だけの輸送
- 輸送兵員 10,000 人
- 1隻 100 人
- 延べ船数 100 隻
- 往復で持つ船 1往復なら最低100隻相当
- 乗組員 3,000 人
- 船上の人数 13,000 人
- その船で –
物資だけの輸送
- 物資 500 t
- 1隻 20 t
- 延べ船数 25 隻
- 往復で持つ船 1往復なら最低25隻相当
- 乗組員 500 人
人と荷物を同じ船に積む計算にはしていません。往復は、同じ船を回数だけ使う単純な割り算です。行き帰りの時間や、積み下ろしは入っていません。航海の時間は別のページで見ます。逆算は、その人数を運べるという延べの数で、航海の安全や実用性は保証しません。
兵員と物資を別の船で
- 兵員船 100 隻
- 物資船 25 隻
- 延べ合計 125 隻
- 往復なら 最低125隻相当
- 乗組員 3,500 人
- 船上の人数 13,500 人
1隻あたりの比較
上は、いまの兵数と兵員船の乗組員で、1往復の隻数です。下は、いまの物資量で、1往復の隻数です。どれも決まった史実の定員ではありません。
| 1隻の兵員 | 必要隻 | 乗組員 |
|---|
| 1隻の積載 | 必要隻 |
|---|
この計算の見方
- 戦国の水軍は、戦うだけでなく、人と荷物を運ぶ役割もありました。
- 海を渡すには、船だけでなく、漕ぎ、操る水主が多数要ります。
- 大軍を海へ移すと、船団は大きくなります。兵だけでなく、兵糧、馬、武具も要ります。
- 安宅船は大きく武装の重い軍船、関船はそれより身軽な軍船、小早はさらに小さい舟、という違いがあります。同じ呼び名でも、大きさは一定ではありません。
- そのため、船の種類から輸送人数を自動では置きません。
- 宇和島藩の軍役輸送の史料には、軍船51隻、輸送船201隻、計252隻、水主3,458人、という計算例があります。これは近世の軍役の一例で、戦国期の全国標準ではありません。
計算式
- 兵員船 = 切り上げ(兵員 ÷ 1隻の人数)
- 物資船 = 切り上げ(トン ÷ 1隻の積載)
- 往復で持つ船 = 切り上げ(延べ隻 ÷ 往復回数)
- 乗組員 = 延べの兵員船 × 兵員船の乗組員 + 延べの物資船 × 物資船の乗組員
- 持てる人数 = 船数 × 1隻の人数 × 往復回数
出典
- 愛媛県生涯学習センター『えひめの記憶』(宇和島藩水軍・軍役輸送計画)
- 鳥羽市(九鬼水軍関連資料)
- 三重県(九鬼氏・水軍関連資料)

