距離を、1日あたりの移動距離で割った長距離のモデルです。一頭の馬が休みなく何百kmも走る計算ではありません。途中で馬や人を継ぐ待ち時間を足した参考です。40km、60km、80km、100km、徒歩30kmは比較用の初期値で、戦国期の早馬や伝令の固定の速さではありません。
距離、1日の移動、乗り継ぎ区間、待ち時間を確認してください。
早馬の到着
- 伝達距離 300 km
- 1日移動 100 km
- 基本所要 3 日
- 乗り継ぎ区間数 12
- 乗り継ぎ回数 11 回
- 待ち時間合計 110 分
- 待ち込みの合計 73時間50分
- 待ち込みの参考 3日1時間50分
基本所要は、1日あたりの距離で割った日数です。24時間休みなく馬を走らせる意味ではありません。
徒歩との比較
同じ距離を、早馬と徒歩の1日移動で割った基本日数です。乗り継ぎの待ちは入れていません。徒歩30km/日も比較用の初期値です。
- 早馬の基本 3 日
- 徒歩の基本 10 日
- 基本日数の差 7日(徒歩の方が長い)
1日移動の比較
同じ伝達距離と乗り継ぎの設定で、1日40km、60km、80km、100kmの場合です。固定の性能ではありません。
| 1日移動 | 基本日数 | 乗り継ぎ込み |
|---|
この計算の見方
- 早馬は、急を馬で伝える使いです。
- 戦国期には、書状や口上を持った伝令が、領主や味方のあいだを行き来しました。
- 伝馬役は、宿や通路で人馬を出して継ぎ送る負担です。
- 長い距離は、一頭で走り切るのではなく、宿や中継地で馬と人を替えて送る想定です。
- 狼煙は合図を短く伝える手段で、書状は内容を持って届ける手段です。役割は同じではありません。狼煙の区間計算は別のページに分けています。
- 街道の状態、関所、山道、川、天候、夜の移動、馬の有無、敵地を通ることでも時間は変わります。
- このツールは、長距離の伝達を日数で見る簡易モデルです。
計算式
- 基本日数 = 距離 ÷ 1日の移動距離
- 区間数 = 切り上げ(距離 ÷ 乗り継ぎ区間)
- 乗り継ぎ回数 = 区間数 − 1(0未満にはしない)
- 待ち時間 = 乗り継ぎ回数 × 1回の分
- 合計時間 = 基本日数 × 24時間 + 待ち時間
出典
- 郵政博物館「早馬の図」
- 公益財団法人 馬事文化財団「謎の伝馬黒印状」
- 物流博物館「伝馬朱印状」

