徳川家康が17年間、居城として、以後、城主となった人物の多くが出世街道を進んでいったことから、”出世城”と呼ばれている浜松城。
今回は、この静岡県浜松市にある浜松城を訪問してきました。
浜松城の城郭は、東西約450m、南北約500m
三方原台地の斜面に沿って、西北の最高所に天守曲輪、東側に本丸、二の丸、東南には三の丸がほぼ一直線に並ぶ。「 梯郭式 」の築城法で築かれている。
※ 「梯郭式」とは、各曲輪が隣接しながら、階段状になっている様式のことで、本丸の背後が自然の防衛線になるように作られる。
別名:曳馬城、出世城
築城主:今川貞相?
築城年:永正年間(1504年~1520年)?
主な改修者:徳川家康
1570年元亀元年、徳川家康が曳馬城に入城し、城名を浜松城に改称している。
浜松城を中心に城下町の拡張や改修を進めた。
1600年慶長5年、関ヶ原合戦後、江戸時代を通じて、徳川家譜代大名の居城と成る。
3階地下1階と小ぶりな城ですね。
徳川家康?をモデルにした鎧姿の人形も展示されていました。
天守閣の中は、徳川家にまつわる展示物がずらりと並んでいました。
特に鎧甲冑は、大きく豪華で目立つ展示物でしたね。
いずれも徳川家康が身につけた鎧のレプリカとあって、戦国真っ只中にあった時代の雰囲気を来城者に披露してくれています。
徳川十六将の図です。鎧姿で座す家康子飼いの優秀な武将たちがずらりと並んでいて、豪壮無双な感がありますね。