にかいどう もりたか

1561-1584 享年24歳。

二階堂盛義の長男。

通称:平四郎

官途受領は、左京亮・三浦介。

1565年父・盛義が蘆名盛興に敗れ、わずか五歳で会津黒川城に人質として送られた。1575年盛興が急逝するとその未亡人を娶り、蘆名氏の家督を相続した。

1581年実父・盛義が没したことで、盛隆は二階堂氏の所領も継承し、南陸奥の広大な勢力を支配した。

次の時代を見据えて、織田信長に宝物を贈り、友好関係を図った。

1584年蘆名家の家臣が二階堂家の家臣と対立し、黒川城を襲撃した。

盛隆はこれを鎮圧し、混乱をまとめたが、それもつかの間、黒川城内で大場三左衛門に誅殺されてしまう。