児玉 就忠
こだま なりただ
1506-1562 享年56歳。

名称:小次郎、三郎右衛門、右衛門尉

■児玉元実の次男として生まれる。

児玉一族の児玉家行の養子となる。

毛利元就の譜代の家臣。

毛利家家臣団の中では数少ない
行政手腕にすぐれた文官武将
であった。

元就から「家中での人当たりもよく

行政手腕に優れている」と評され、

桂元忠とともに奉行職を勤め、

元就の政治における政務をこなした。

■当初から元就の側近として活躍し
、毛利家家臣団への給地を支給
する奉行を務めた。

■毛利氏が中国地方の覇者となると
毛利家中の組織も巨大化し、就忠
のすぐれた政務能力が威力を発揮
した。

巨大組織と化した毛利家運営を担
当する五奉行の一人に列し、数々
の業績を挙げた。

■時には元就のよき相談相手として、
しばしば元就の画策する策謀に
参画した。

元就からの信任は厚く、元就直属
の被官衆への給地の支給を担当す
るなど元就の策謀遂行にとって、
なくてはならない人物として活躍した。