口羽 通良
くちば みちよし
1513-1582 享年70歳。
名称:才徳丸、善九郎、刑部少輔、下野守
■志道広良の二男。
一説に志道元良の子とも。
石見国邑智郡口羽村を本拠とし、
志道家から独立して口羽家を立
てた。
1534年天文3年、塩冶興久の処遇で
備後国の山内氏と尼子氏の関係悪化すると、
元就は、通良に対して、山内氏と親交を
深めるよう命じる。
この時、山内氏当主・山内直通から偏諱を
いただきたいと申し出て、通の字をもらい
通良と称した。
■毛利輝元の下で毛利家最高幹部
四人衆の一人に列し、輝元の軍師
として活躍した。
■山陰方面司令官・吉川元春を補佐
して山陰への領土拡大とその保持
に参画した。