みよし ながゆき

1515-1573

享年49歳。

通称:長緑、北斎、日向守

三好長則の子。

三好三人衆の一人。

三好長慶に従い、畿内を中心に各地を転戦した。

1555年、摂津国の軍勢を率いて、丹波国多紀郡八上城の波多野晴通を攻めたが敗退した。和議を結び、畿内に戻る。

長逸は1558年、飯岡城主となり、山城国の南半分を支配した。

主君・長慶が没すると、三好長継の後見人となり、三好三人衆筆頭となる。

足利義輝を襲撃し、討ち取るなど、室町幕府の秩序を大いに乱す。

主君・義継とも対立し、合戦に及ぶ。

1573年、織田信長の侵攻に遭い、長逸は敗走した。

三好三人衆の勢力は瓦解した。